1敗を守るか朝乃山、2敗に引きずり下ろすか明生。11日目白眉の一番は3年ぶりの対戦となりました。


2明生(過去1年対戦なし)朝乃山5
明生は真骨頂の鋭い立ち合いで朝乃山の上体を起こしてから二本入っての速攻を目論む。朝乃山を慌てさせるためにも、やはり立ち合いの一発が最重要。自分の呼吸を許容してくれる相手ということもあり、恩恵を大いに生かしたいところです。

朝乃山は立合い焦らされるだけに、力んで悪癖の上に抜けるような立合いになってしまわないかどうか。右を固めてしっかりと迎え撃ち、左に意識を集中させすぎず、とにかく右を差し負けないことでしょう。
立合い弾かれて前へ体を倒しすぎた際のいなし、あるいは左右の攻防になった際の肩透かしなど、明生が二の矢で繰り出す横への動きにも慌てることなく、取組全体を通じて中に入れないこと、下から圧力をかけることに集中してほしい。
もし、二本差されてしまった場合は、強引な巻き替えにいかず、我慢して相手に力を伝え続けることで隙間を空けるしかない。昨日の照ノ富士が琴ノ若に対して見せた巻き替えを参考にすれば九死に一生を得るとなるやもしれません。





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