0若元春-●----照ノ富士1
照ノ富士からすると、右を差しに行けば若元春の左おっつけが強烈ということで左四つを狙うものと見られ、かつ安全策として、左半身に構えると思うんですよね。前回もそうでしたが、こうして下に入る形で腰を据えられてしまうと、若元春は攻略困難。持久戦に徹し、相手の疲れを待つという策戦もなくはないですが、やはり鉄則は早い決着で照ノ富士に残す腰を与えないこと。
その意味で、立合いかまして突き立てることができるか(いきなり右を引っ張り込まれないか)はきわめて重要。立合いの呼吸も、自分から手を着くにせよ、ある程度じっくり仕切りながら横綱に気持ち良く立たせない工夫は必要になってきます。
先手を取った後は、昨日武隈親方が話していたように、すなわち「片方深く差し、もう一方は前ミツで横に食いつく」相撲が取れるか。若元春はそういうタイプじゃないしなあ・・・と思っていたのですが、昨日の北青鵬戦、膠着する中で親方が解説する通りに左を深く、右を浅く持ち替える動きが見られたのは光明。立合いからの流れで意識的に再現し、見事勝利へと結び付けられるようなら、いよいよ鬼に金棒の強さが得られることでしょう。

最後に毎回書いている気がする横綱の「手繰り予報」について、、、
ないと思うけどなあ。明生戦ほど断定もできないですが、9割方はないと見ています。



参考
前回(昨年名古屋)の対戦


観戦記






にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村